HOME > アルガトリウムと眼の健康

皆さんは目が疲れた、ぼやける、かすむ、目がショボショボする、重い…ということを感じたことはありませんか?誰もが日頃から感じていることではないかと思います。通常、私たちはこういった「眼の疲れ」の症状を「齢だから」、「疲れたから」と重要視しないことが多いのではないでしょうか?これらの症状は眼の病気につながることもありますので再確認してみましょう。

「眼の疲れ」は健康状態の悪さやストレスから来る精神的な疲れ、体のバランスの崩れ等が、目の疲れに現れていることがあります。大きな原因として次のようなケースが挙げられます。

眼科疾患が原因

眼の病状の最初の表れとして「眼の疲れ」が警告しているのです。お医者さんに相談してみましょう。

ストレス

ストレスにより脳神経細胞に障害をきたしているケース。ストレスにより体内の活性酸素が増加し健康な体のバランスが崩れてきているケース。

ドライアイ

TVやパソコンを長時間見続けると眼の表面が乾燥し傷がついたりします。

環境・老化

環境的な問題や高齢化により眼が疲れるケース。

これらの症状は眼に関係のある細胞の老化、活性酸素に影響を受けた細胞の損傷が影響している可能性があります。眼の健康とアルガトリウムについてここで見てみましょう。

欧州食品安全機構(EFSA:エフサ)は1日250mg以上のDHA摂取が正常な視力を維持することに良いと認め、ヨーロッパではDHAを1日摂取量として250mg以上含むサプリメントはそのパッケージに「正常な視力の維持に良い」という表示をすることが認められています。

アルガトリウムは健康な眼の維持に重要な役割を果たします。

眼の網膜はカメラのフィルムにあたる部分で、私たちの眼の健康に非常に重要な部分です。実はこの網膜は私たちの体の中で最もDHAがたくさん存在する部分なのです。年齢とともに体内のDHAは減少してしまいます。では、DHAを補うことで視力回復、老眼の改善、目の疲れを抑える、などの効果は期待できると言われています。

網膜と酸化

網膜はカメラのフィルムにあたると上述しましたが、この網膜という部分は実は眼のレンズから入ってくる紫外線の影響で非常に酸化しやすくなっています。網膜において紫外線のせいで活性酸素が生成し、網膜の細胞に酸化ダメージを与え、細胞が死んでしまったり、細胞のDNAに損傷を与えてしまうのです。網膜の細胞がダメージを受けると正常な網膜の活動が妨げられてしまいます。この状況が続くと眼の疲れ、眼がショボショボするような状況から、更に加齢黄斑変性、網膜疾患など失明につながる危険な病状につながることにもなりかねません。また、網膜は本来私たちの体内で最もDHAが多い箇所なのですが、このDHA自体がその分子構造から非常に酸化しやすいつくりになっているのです。では、どういう対策があるでしょうか?

アルガトリウムと網膜

スペインのバルセロナ大学の研究チームは網膜細胞の酸化について、細胞レベルで強力な抗酸化作用の持つアルガトリウムがどのような影響を及ぼすかを確認するため、ヒト網膜細胞を使用して試験を行いました。網膜細胞にアルガトリウムを加え、酸化ストレスを加えて細胞の酸化に対する保護力を確認しました。

その結果、アルガトリウムを加えた細胞では細胞の酸化が約50%も抑制され、アルガトリウムは網膜細胞を酸化から保護することが確認されたのです。つまり、アルガトリウムはDHAなので、アルガトリウムを摂取することにより私たちの眼の網膜に細胞を酸化から守るDHAを送り込むことができるのです。体内で最もDHAがたくさん必要な網膜に紫外線などの影響で酸化の影響に対抗できる抗酸化DHAを送り込む、一石二鳥のDHA、それがアルガトリウムです。

アルガトリウムではなくてもDHAには網膜での抗酸化保護力があるのでは?

この写真は網膜細胞に酸化ストレスを加えた時の写真です。緑色に光るのが活性酸素です。コントロール(DHA無し)、DHA他社50%品とアルガトリウムを比較した場合、コントロールと他社50%品DHAでは活性酸素が増えて行くのがはっきりと確認できるのに対し、アルガトリウムを加えた網膜細胞では活性酸素がほとんど増えていません。この強力な細胞の抗酸化保護力はDHAでもアルガトリウムのみの特徴で、特許により保護されているものです。

DHA、アルガトリウムと眼の健康

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性は、網膜(カメラのフィルムにあたる組織)の黄斑に異常な老化現象が起こり、視機能(視力や視野)が低下する病状です。加齢黄斑変性の症状は、視野の中央がよく見えない、ゆがむ、暗く見える、など。最初は片方の眼に起きて程度も軽いために、本人は年のせいにして見過ごしていることも少なくありません。しかし、徐々に、あるいは急速に視力が低下してしまいます。通常、中央以外の視野は保たれ全く光を失ってしまうことはまれであっても、見たいところが見えず読みたい文字が読めないという、とても不便な状態になってしまいます。私たちはこれを齢のせいだとあきらめてしまったり、当然のことと受け入れてしまいがちですが、加齢黄斑変性には対策があるのです。

加齢黄斑変性には主に以下の2つのタイプがあります。

萎縮型

黄斑の組織が加齢とともに萎縮してくるタイプです。詳しい原因は未だ不明。明確な治療法も無し。病状の進行は遅く、萎縮部分が拡大して中心窩にかからない限り、高度の視力障害には至らないとされています。

滲出型

網膜の細胞に酸素が不足すると健康な状態では存在しない新生血管と呼ばれる異常な血管が、黄斑部の脈絡膜(網膜より外側に位置し、血管が豊富な膜)から生えてきて、網膜側に伸びてくるのです。新生血管の血管壁は大変もろいために、血液が黄斑組織内に漏れ出し、黄斑機能に障害が生じます。萎縮型よりも進行が早く、新生血管の成長とそこからの出血や滲出物により、視力低下や変視症(物がゆがんで見える)、中央の視野が欠けるなどの症状が悪化します。新生血管はある時期がくれば活動を停止しますが、その時点では既に黄斑の網膜組織は破壊されており、永続的に高度の視力障害が残ってしまいます。

研究によると

DHAは新生血管の発生を抑制します。Eur.J Cancer 2009 Aug 45(12):2077-86
DHAはニトロソ・レドックスバランスを向上させ、微小血管の内皮細胞においてVEGF(血管内皮細胞増殖因子)に誘発された血管新生シグナルを低下させます。Invest Ophtalmol. Vis Sci.2010 Dec.51 (12):6815-25
DHAはNF-kβを抑制する。DHA は網膜においてサイトカイン増加および細胞接着分子の発現について重要な抗炎症剤となる。Invest Ophtalmol.Vis Sci 2008 2005 Nov. 46(11):4342-4343

欧米では中途失明原因のトップが加齢黄斑変性。日本でも増加傾向にあり、最近では身体障害者手帳の取得原因の4位となっています。

米国では、進行性加齢黄斑変性の高リスクにある高齢者において第二世代の抗酸化処方(EPA 650 mgとDHA 350 mgあるいはEPAとDHA無しおよび、ルテイン10 mg、ゼアキサンチン2 mg)の効果を確認するために、米国国立眼科研究所(NEI)が50歳から85歳までの約4,000人の参加者を対象に大規模な多施設無作為化プラセボ対照比較試験(AREDS2: Age-Related Eye Disease Study 2)が実施されています。これは前に行われたAge-Related Eye Disease Study(AREDS)試験の延長線上にある試験です。

前のAge-Related Eye Disease Study(AREDS)は眼科医学界において大きな反響を呼んだ大規模なヒト試験であり、AMDの進行阻止における抗酸化ビタミン・ミネラル(β-カロテン、ビタミンE、ビタミンC、亜鉛)の補給効果に関する証拠はこの試験からもたらされました。現在進行中のAREDS2で発表される報告に今から多大な関心が寄せられています。

スペインでは、このAREDS2の処方にアルガトリウムを処方することで眼科学界で非常に高い評価を受け、加齢黄斑変性に処方されているサプリメントがあります。長年眼科サプリメントの市場シェアの50%以上を売上げ眼科医の高い評価を受けてきた製品にはアルガトリウムが使用されてきました。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病腎症・神経症とともに糖尿病の3大合併症のひとつで、我が国では成人の失明原因の第一位。

網膜には光や色を感じる神経細胞が敷きつめられ、無数の細かい血管が張り巡らされています。血糖が高い状態が長く続くと、網膜の細い血管は少しずつ損傷を受け、変形したりつまったりします。そうすると網膜の全体に酸素が行き渡らなくなり、網膜が酸欠状態に陥ったりします。網膜に酸素がなくなると、新しい血管(新生血管)を生やして酸素不足を補おうします。ですが新生血管は弱く、容易に出血を起こし、出血すると網膜にかさぶたのような膜(増殖組織)ができ、これが原因で網膜剥離を起こすことさえあるのです。糖尿病網膜症は、糖尿病になってから数年で発症したり10年以上経過してから発症するケースもありますが、かなり進行するまで自覚症状がない場合もあり、まだ見えるから大丈夫という自己判断は危険です。糖尿病網膜症から失明につながることもあり、普段から気をつける必要があります。

研究によると

DHAは新生血管の発生を抑制します。Eur.J Cancer 2009 Aug 45(12):2077-86DHAはニトロソ・レドックスバランスを向上させ、微小血管の内皮細胞においてVEGF(血管内皮細胞増殖因子)に誘発された血管新生シグナルを低下させます。Invest Ophtalmol. Vis Sci.2010 Dec.51 (12):6815-25DHAはNF-kβを抑制する。DHA は網膜においてサイトカイン増加および細胞接着分子の発現について重要な抗炎症剤となる。Invest Ophtalmol.Vis Sci 2008 2005 Nov. 46(11):4342-4343

スペインでは眼科医によりアルガトリウムを使用したサプリメントが糖尿網膜症に処方され、眼科医から高い評価を受けています。

ドライアイ

ドライアイとは涙の量が足りなくなったり、眼の表面が乾燥したりなどで、眼球の表面の状態が悪くなる病気です。目が疲れやすい、目がごろごろして痛む、まぶしくて目が開けられないなど、さまざまな症状があります。かつては高齢者に多い病状でしたが、近年のパソコンやゲーム機の普及により若年層でも増加しています。パソコン画面を見続けて瞬きが減る、エアコンの効いた乾燥した部屋で長時間過ごす、コンタクトレンズの使用で涙液の蒸発量が増えて目が乾燥するなどの複合的な原因で発症することが多くなりました。

オメガ3の摂取は女性においてドライアイの症状を低下させます。ドライアイにより眼における水分の不足や蒸発から高浸透圧症になったり、炎症が起こり角膜炎などになることもありますが、研究によるとこのような症状はオメガ3脂肪酸の摂取により改善することが出来ると言われています。

J.Nutr 2010 doi: 10.3945/jn.109.118901
Am. J.Clin. Nutr. 2006;83 (suupl): 1505 S-19 S.
Am J Clin. Nutr. 2005; 82(4):887-93
Trans Am Ophtalmol Soc 2008:106:336-356

スペインにおけるドライアイ患者69人を対象にしたヒト臨床試験でアルガトリウムを摂取したグループにおいてドライアイによる炎症が改善され、ドライアイの症状(眼のかすみ、チクチク感、かゆみ)が改善されたという報告があります。

緑内障

緑内障では、眼圧が高いために視神経が障害されて萎縮するために、それに対応した視野が損われ、視力も低下していきます。いったん 萎縮を起こした視神経は回復しないので、緑内障を放置すると失明に至ることがあります。

研究によると緑内障の症状を持つ人々は酸化ストレスの影響を受けているため、体内の抗酸化保護システムを改善する必要があると言われています。また血漿中脂質が高く、グルタチオンレベルが低い傾向があるので、抗酸化システムを活性化し、これらの指標を改善するのが適切です。

Invest Ophtalmol Vis Sci 2005;46:877-883Eye 2005; 19:580-3

近視

加齢や酸化ストレスに伴う網膜細胞におけるDHA濃度の低下、網膜細胞の酸化は網膜の働きに障害をもたらし、結果として視力の低下につながります。DHA摂取は桿体細胞の光シグナル伝達に影響しています。桿体細胞(かんたいさいぼう)とは、視細胞の一種で網膜上に存在します。網膜にDHAが不足すると光シグナル伝達が低下し視力低下の一因となります。Invest Ophtalmol Vis Sci.2009 Sep:50(9):4360-7. Epub 2009 Apr 15.v

「アルガトリウム」はBrudy Technology,S.L.の登録商標です。

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